2011/04/17

国民のための映画@大阪

Cちゃん家にお泊りして。朝食までイタダキング>コチラ。パンに塗ったのがくるみバター。これがまた美味しくて。どこかで見つけたら買おうっと。Cちゃんに最寄り駅まで車で送ってもらって。向かったのは大阪駅。一旦ホテルに荷物を預けて、駅前のデパ地下めぐり。明日パンを買って帰ろうと思ってるんでパン屋の下見。存在は知ってたけど、一度も食べたことのない「ポール・ボキューズ」のパン屋が大丸地下にあった。まずは1軒チェック。そして、阪神百貨店の「ルビアン」がよさげ。2軒めチェック。

そして、Yくんと待ち合わせしている「美々卯」へ。「うどんが食べたい」というアチキリクエストで、Yくんが「ここはどうですか?」と薦めてくれたお店。うどんすきで有名なことは知ってたけど、実は行くチャンスが一度もなく。でも、うどんすきをゆっくり食べている時間がないので、にぎわいそばというセットにした。うどんやおそばがわんこそばみたいな感じでおかわりができるらしい。お刺身や天ぷら等などのおかずもたくさん。なかなかお得なセットで美味しかった。ってか、あっという間に店内満席になってたことに驚いた。老舗なのに、人気衰えず。すごい。そんなセットは「食べメモ」へ。


さて、今回の大阪旅のメインイベント。ちと説明すると。アチキがたまたま朝日新聞に載っていた三谷幸喜氏のエッセイを読んでいて。そこに「劇画ヒットラー」の表紙が描かれていて(イラストは和田誠氏)。そこで知った「国民の映画」という演劇のこと。アチ毎を読んでる人はとっくにおわかりだろうけど、アチキはこのあたりの史実モノについてはチェックする人で。今まで演劇は観たことない(というか、興味がない)んだけど、内容が気になって。

ただ、三谷作品のチケットは取れないということもある。それにもうすでに発売日は過ぎていて。東京はすべて完売。大阪も平日の昼間公演に残席がちょっとあるだけという状況。そこで、何気なくこういうネタに反応しがちなYくんに「こんなんあるんだけど…」と声かけたら「おっ!観たいですね」とやはりのってきた(爆)。そして追加席発売の日程が掲載されて、ダメモトで申し込んでみたらあっさり取れちゃった。

ただ、アチキもYくんも演劇は観たことがなく。しかも、演劇ファンと違って、内容よりもどう史実ネタを織り交ぜてくるのか?とマイノリティーなノリで行っちゃうという反則ワザ。テレビの三谷作品はいくつか観たことあるけど、だからといってファンではないし。面白いとは思うけど。Yくんなんて、多分テレビの方もあまり見たことないんじゃないかと思われ。そんな2人で観に行っていいのだろうか?なんて不安も抱え。

そして、気になっていたのが「国民の映画」というタイトル。舞台は1941年。でも、実際に「国民の映画」と呼ばれている「コルベルク」という映画は1945年モノ。その4年間で明らかにドイツの情勢が変わっているからでR。何故三谷氏がこのタイトルを付けたのかが気になっていた。

ま、あらすじについてはホムペを見てくれ。三谷氏はかなりナチスについて興味を持ち、かなりの書籍を読破しているらしく。それはシーンの端々で感じられた。で、まずチェックしていたのは主人公であるゲッベルスが足を引きずって演技するかどうか(病気のせいで、左右の足の長さが違う)、そして制服が黄土色かどうか。ヒムラーがちゃんとメガネをかけているかなどくだらなーいネタをチェック。とりあえずその点はすべてクリア(爆)。で、気になっていたのがゲーリング役の白井晃氏。見た目がまったく違うのでR(ゲーリングがデブっちょ)。すると!ぶくぶくの肉襦袢を着けて、本当にゲーリング体格で出てきたので笑った笑った。演出ナイス!>三谷さん。

そして、アチキが感じていたタイトルの謎。これはゲッベルスが「国民のための映画を作りたい」というセリフからピン!と来た。1作品のタイトルのことではないんだと。その映画は「ウィリアム・テル」(しかもちゃんとドイツ語読みをしてた!)のことだった。それが史実かどうかは不明なんだけどね。

作品自体はかなり楽しめた。初めて観るんで最初ドキドキしたけど、だんだん引き込まれていった。史実なことはもちろんだけど、人間の「良心」部分に訴える「忘れてはいけないこと」。ユダヤ人や同性愛者の殺戮、芸術家たちの葛藤、独裁者ヒトラーの下で国家を動かしていく幹部たち、いろいろなココロ模様が凝縮されていた。たまたまナチスを題材に使ってあったけど、これは今を生きるアチキらにも十分通じるモノがあったと思う。

最後に、幹部や俳優たちのその後を紹介するシーンがあって。ゲッベルス夫妻の紹介で「子どもたちと服毒自殺」とあって、Yくんに思わず「違うよね?」と聞いてしまった。アチキの記憶によると、子どもたちは毒を飲ませて殺害し、夫妻は拳銃自殺。気になって、ホールから出てiPhoneで調べまくるYくんとアチキ。すると、最近では諸説あるらしく、拳銃自殺説が正しいかどうか不明なんだと。でも、三谷氏は参考文献から服毒自殺説を採用したんだろう。逆にその根拠を知りたくなった。

作品自体は面白かったけど、演劇を楽しめる体質にはなれず。やはりセリフまわしに違和感を感じてしまうのよ。大げさな演技がどうもねぇ。今回はこういうネタだったから観たけど、多分これからも観に行くことはないだろうな。

そして、そのホール近くにある「ピースおおさか」へ向かう。閉館まで30分しかなかったけど、せっかくこういう施設があるんだから少しの時間でも見たいと思って立ち寄り。地元や規模の大きい空襲については知っていたけど、大阪の空襲は知らなかった。

そして展示物もなかなか貴重なモノが多くてビックリ。アウシュビッツの地下牢があったり(レプリカなのか?本物なのか?)、真珠湾攻撃時のオアフ新聞、支那事変国債の販促ポスター、大東亜共栄圏めぐり双六、南京大虐殺の資料など。そしてアチキが不勉強で知らなかった「毒ガス島」と呼ばれた大久野島の存在。戦時中は陸軍秘密事項ということで地図からも消されていた島なんだと。今ではその歴史を風化させないために資料館ができたらしい。今回は時間なかったので、映像を見られず。今度ゆっくり時間取って見にこようと思った。っつーか、正直「国民の映画」よりもテンションあがったことにビックリ(笑)>ピースおおさか。

そして、梅田に戻ってゴハンタイム。前にYくんと行ったことのあるお粥屋さんに行こうとしたら、なんと!閉店していた。しかも2ヶ月前にYくんは行ったらしく。ショック。そしてお粥つながりで別の店へ。飲茶もあって、たくさん食べた食べた。美味しかった>「食べメモ」。元々はビートルズファンつながりのYくん。今日も一切ビートルズ話ナシ。ビートルズファンつながりだってことを忘れてまうわ! で、そんなYくんも「国民の映画」について感想書いているのでどうぞ>コチラ

■今日のお土産
Yくんの奥さん・Nちゃんの手作りクッキー!
型抜きと飾りは息子のHくんがお手伝いしたんだと!

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