2016/03/11

5年前の今日/反日(?)映画

あれから5年。何気なく5年前の今日、何を書いていたか読み返してみた>コチラ。この時に勤めていた契約先の皆さんとは5年経った今でもつき合いは続いている。特にこの時一緒だった上司と会う時は、必ず地震の話が出る。3年間勤めた中で1番印象に残っていることかもしれない。そして、5年前の3月12日は九州新幹線の開通日で。予定されていたイベントがすべて中止になったことを覚えている。当時、たまたま福岡に行く用事があったんだけど、行くのをためらったのを覚えている。日本中が失意のどん底だった。

あの日、活躍したTwitter。今は止めてしまって(正確に言うと、趣味関連の情報収集用にアカウントだけは持っていてツイートはせずにROM専用にしている)。止めようと思った理由はいくつかあるけれど、キッカケになったのはパリのテロかな、多分。個人的な思いなので詳細は書かないけど、簡単に説明するとみんなが政治家になり、みんなが宗教家になり、そんなツイートを読むことに疲れてしまって。5年前はすごく役に立っていたのに、時間が経つとココロは変わるんだね…。

そんな日に映画を観に行くアチキ。ちょうどポイントも貯まって無料券があったので。観たのは「不屈の男 アンブロークン」。日本公開決定するまでスッタモンダあった映画。主人公・ルイ役(ルイス・ザンペリーニ)を演じるのはジャック・オコンネル。彼の作品は「ベルファスト71」に続いて2作目。「ベルファスト71」の時は何とも思わなかったんだけど、このルイ役はすごくよかったのう。

時代背景もちゃんとわかるようになっていたので助かった。ベルリンオリンピックやら、東京大空襲やら、ルーズベルト大統領が死んだことやら、それで時期が特定できる。印象的だったのは日本軍が捕虜の米兵たちに「ルーズベルトが死んだ」と告げた瞬間、泣きだし絶望した米兵がいたこと。何にも情報がないから「アメリカ終わったな」と思っちゃったのかもね。ま、その後に出てくるトルーマンが原爆投下の許可出しちゃうんだけどね。なので、もしルーズベルトが生きていれば原爆は日本に落とされなかったんじゃないか?なんてことも言われてたり。あっ、ちなみにルーズベルトは暗殺ではなく病死。悔しかっただろうなぁ。

話が脱線してしもた。上映反対運動が起きるくらいの映画って何よ?と思ったけど、アチキは特に反日だとは思わなかったし、上映禁止にする理由がよくわからなかった。そりゃね、MIYAVI演じる渡辺軍曹(後に昇格)がね、これまたヒドい仕打ちをルイにやっちゃう。ってか狂ってる。ってか、捕虜はどこの国の人でも酷い目にあってるだろうし。注目すべきはルイの精神力。何故そんなに強くいられるんだろう。

ネタバレしちゃうけど、ラストあたりでザンペリーニ氏本人の映像が流れる。本来、オリンピックで日本に行く予定だった氏が、最初に日本の地を踏んだのが戦争捕虜として、2度めは長野オリンピックでの聖火ランナー。笑顔で走る氏の姿に涙止まらず。この類の映画を観ると、いつも同じ疑問がよぎる。悲しくてツラい思い出を、どうして本にできるんだろう?どうして映画にできるんだろう? もちろん経済的な理由もあるんだろうけど…世に出した時の反応とか不安にならないのかな。戦争体験は別格なのかな…。観終わった瞬間、アチキも強く生きようと思った(なんだそれ)。

余談だけど。ベルリンオリンピックに氏と同じくアメリカ代表で出場したジェシー・オーエンスの伝記映画も製作され>「Race」。先月、アメリカで公開。これは反日じゃないから(おいおい)、スムーズに日本公開されるといいなぁ。

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