2016/10/19

マックス・パーキンズ

P社にはアチキと同じ立場のTさん(超可愛い)がいて。彼女も週3日で、アチキと重なる日が水曜日。なので、水曜はTさんから仕事を教わっていて。彼女はアチキより勤務時間が長い。で、なんとなく相談。「勤務時間が短いので、仕事も中途半端にしか受けられないので、私のような短時間勤務じゃなくてTさんの時間やそれ以上勤められる人を採用した方がいいんじゃないかと思うんですよ」とグチる。「気持ちはわかります。でも、Sさん(我々2人の直属の上司)は絶対助かってますよ」とTさん。

アチキって自分勝手なんだけど。「助かってる」とか聞いても、自分の気持ちが重要なのでピンと来ないのよ。ほめられても自分が納得できないと喜べない。イヤな人間よね、アチキって。Tさんに「辞めないでくださいね。一緒に頑張りましょう」と言われ、その可愛い表情にクラクラ。何故アチキは可愛い女子に弱いのだろう(爆)。

ランチはMちゃんとお粥ったー。彼女は今、人事の部署にいるので、採用に関していろいろ聞いたり。「フルタイムの人間を欲しいんだと思うけど、本当に応募が少ないんだと思う。だったら、短時間でもいいとかいろんなところで妥協していくしかない」だと。でもなぁ、こちらとしては短時間の仕事だと思って行ったら、実は違ってた…というのはウソつかれたような気がして。ま、とりあえず試用期間が終わるまでは頑張ろう。

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仕事帰りに映画館へ。レディースデイなので。公開を楽しみにしていた「ベストセラー」を。アチキは海外小説本はほぼ読まないので、トーマス・ウルフとかF・スコット・フィッツジェラルドとかアーネスト・ヘミングウェイなど、歴史上に出てくることで認識してる程度で。この有名な作家たちの作品の編集担当がコリン・ファース演じるマックス。マックスがトーマス・ウルフと出会い、本を作り上げていく過程を描いている。ま、主役のアメリカ人2人をイギリス人俳優が演じてることに「それでいいのか?>アメリカ」と余計なツッコミ(笑)。実はこの映画監督、映画デビュー作。元々は演劇界の人。ってか、この人もイギリス人。

トーマス・ウルフを演じるのはジュード・ロウ。若い頃はめっさ美形だったけど、やっぱり年取ると変わるね。でも、アチキは年取ったジュードの方が好きかも。マックス役のコリン・ファースはやっぱりステキ。アチキは書籍の編集はやったことあるけど、がっつり作家さんと組んで、という経験はなく。文章を削除するとか、表現を変えさせたりとか、日常茶飯事なんだけど。そうすることで生まれる悩みは時代が違っても同じで。自分の仕事のことも重なって、グワッとココロ持ってかれた映画だったよ。

ずいぶん昔に書いたことがあるけど。アチキが30代前半くらいの頃だったと思うけど。政治関連の冊子を1人で取材して1人で記事を書いていた某さんがいて。アチキはその冊子の編集を担当していた。通常であればそれをオペレーターに組んでもらって、版下ができたら某さんに校正してもらって、校了もらって印刷に回す。アチキは読んで文章の内容も確認して、某さんに「ここはこういう表現でOKなんですか?」と質問するようになってから、某さんが名指ししてくれるようになって。政治の話をいろいろ聞いたり。すごく勉強になったのを覚えている。

そんな某さんが病に倒れ、原稿を入院している病室に取りに行き、その場で原稿を校正して。お子様がいたんだけど、某さんの仕事を継ぐ気はないらしく。某さんが亡くなったらその冊子の発行も終わり。某さんは終わらせたくなかったようで、アチキに取材・執筆をやらないか?と打診してきた。いやいやいやいや、無理だし無理だし無理だし。

映画の中で。自分は「黒子」だからとマックスが言うシーンがあって。編集者が作家に転向するっては実際よくある話なんだけど、アチキはマックスと同じで「黒子」という表現にすげー納得。黒子なのでオモテに出られないのよ。縁の下のチカラ持ちが1番しっくりくる。だから多分、某さんからの打診を引き受けなかったんだろうなぁと映画を観て思った。でも、あの時引き受けてたら、アチキの仕事ぶりは変わってたかもしれないね、なんて思ったり。いい映画だったのう。

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